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サムスンの欧州ノートPC展開、ロー~ミドルエンド縮小か【図】


ニュース 電子 作成日:2013年11月18日_記事番号:T00047061

サムスンの欧州ノートPC展開、ロー~ミドルエンド縮小か【図】

 サムスン電子が欧州のロー~ミドルエンドノートパソコン展開を縮小するとの市場観測が出ている。事実ならば、宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)、聯想集団(レノボ)などが恩恵を受けるとの見方がある一方、サムスンがハイエンド市場に注力する狙いであれば、競争が厳しくなるとの指摘もある。16日付経済日報などが伝えた。

 市場調査会社ガートナーによると、サムスンは第3四半期EMEA(欧州、中東、アフリカ)市場でシェア5.8%の8位。出荷台数は約80万台で、前期比23%減、前年同期比47%減だった。蔡恵芬アナリストは、欧州市場自体が縮小しており、サムスンだけでなく富士通(前年同期比45%減)、エイサー(同35%減)、ASUS(同31%減)も大幅に落ち込んだと指摘。サムスンがノートPC市場から撤退するはずはなく、競争が激しいロー~ミドルエンド市場を諦め、ハイエンド市場に注力する戦略との見方を示した。