ニュース 電子 作成日:2013年11月18日_記事番号:T00047066
中国において需要の高まりを見せるロー~ミドルエンド・スマートフォンでは、クアッドコア(4コア)プロセッサー時代を迎え、ハードウエアのスペック向上が進み、既に加速度センサーが標準装備となっている。こうした中、同製品の開発に着手している台湾のIC設計業者のうち、矽創電子(シトロニクス・テクノロジー)が下半期に中国の大手ブランド向け出荷を開始。出荷量は既に100万個を突破しており、来年は前年比5倍以上に増加する見通しだ。18日付工商時報が報じた。
加速度センサーは近年、台湾積体電路製造(TSMC)や聯華電子(UMC)が微小機械電子システム(MEMS)生産ラインを設置し、CMOS(相補性金属酸化膜半導体)製造プロセスを導入したことで生産コストおよび価格が大幅に低下している。
一方、大手IDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)に値下げの意思が見えない中、台湾メーカーにとってモバイルデバイスの重要部品市場で勢力を拡大するチャンスが生まれており、シトロニクスのほか、原相科技(ピックスアート・イメージング)などが開発を進めている。
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