ニュース 金融 作成日:2013年11月19日_記事番号:T00047074
張盛和財政部長は18日、立法院財政委員会で答弁し、政府系銀行8行の液晶パネル業界に対するリスク・エクスポージャーが約4,000億台湾元(約1兆3,500億円)に達しているとの認識を示した。19日付経済日報が伝えた。
液晶パネル業界に対するリスク・エクスポージャーは、融資が大半を占め、直接出資や社債、間接融資は少ないという。
張財政部長はまた、液晶パネル業界が政府系銀行による追加融資を必要としているかとの質問に対し、「債務の出資転換を希望していると聞いているが、銀行法に反するため財政部は同意できない」と述べた。
張財政部長はさらに、液晶パネル業界を取り巻く環境について、「中国はこれまで台湾製液晶パネルの需要先だったが、中国では自給率が高まっており、台湾のライバルへと変化している。台湾の液晶パネルメーカーは、中国市場といかに結び付くかを考え、生産過剰の解決策を探るべきだ」と指摘した。
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