ニュース 金融 作成日:2013年11月19日_記事番号:T00047076
金融監督管理委員会(金管会)は、保険料払込期間が3年以下(一括払いを含む)の台湾元建て保険商品の責任準備金の標準利率を来年度は0.25%引き下げ、過去最低水準の0.5%とすることをきょう(19日)にも発表する見通しだ。責任準備金の標準利率が低いほど、保険会社はより多くの責任準備金を積み立てる必要があるため、保険料は上昇する。同日付経済日報が伝えた。
このほか、ユーロ建て保険商品の責任準備金の予定利率も保険料払込期間を問わず0.25%引き下げられる見通しだ。米ドル、オーストラリアドル建ては据え置かれる。
現在3年物の変動金利型保険商品の予定利率は2%前後で、銀行の定期預金より高いため、「準定期預金」として人気を集めている。
金管会は当初、今年の標準利率改定を見送る方針だったが、保険商品が事実上の定期預金となることを奨励しない政策的立場から、標準利率を引き下げることにした。
保険業界関係者は、責任準備金の標準利率引き下げにより、保険料払込期間が3年以下の商品の保険料は5〜30%上昇するとの見方を示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722