ニュース 商業・サービス 作成日:2013年11月19日_記事番号:T00047078
台湾外食業界では、先月の電気料金値上げが引き金となり、値上げラッシュが起きている。
19日付蘋果日報によると、少なくとも外食業者17社の80カ所余りの店舗で値上げされ、特に冬場に人気の「火鍋(鍋料理)」やバーベキューを扱う11社は、値上げ幅が最大16%に達した。
飲食店など小規模事業所の電気料金(1,500キロワット以上)は10月から最高8%値上げされたが、外食業界の値上げは今月に入って特に目立っているという。
台中市でエビ食べ放題を売りにしている「蝦蝦叫吃到飽餐庁」は1人499台湾元から579元(約2,000円)に16%値上げした。経営者は「電気料金の値上げで輸送、加工、生産、保存の各コストが軒並み上昇している。食材も20%以上値上がりしており、値上げはやむを得ない」と語った。
火鍋食べ放題の「小蒙牛頂級麻辣養生鍋」は、ランチ、ディナータイムの料金を10元値上げした。
中華民国消費者文教基金会(消基会)の雑誌「消費者報導雑誌」の陳智義発行人は、「業者はコストの構成を公開し、市民が値上げの合理性を判断できるようにすべきだ」と指摘した。
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