ニュース 食品 作成日:2013年11月19日_記事番号:T00047083
食品業界で不当表示や有害着色剤の添加などが相次いで発覚する中、衛生福利部食品薬物管理署(FDA)の葉明功署長は18日、2年後に予定していた乳製品、果汁・野菜飲料、ビーフンに関する成分表示規定の施行を1年前倒しし、来年7月にスタートさせる意向を表明した。19日付工商時報が報じた。
FDAは従来、2015年7月に食品アレルギー物質の表示規定と同時に、乳製品、果汁・野菜飲料についても表示規定を設けることを予定していた。またビーフンについてはこれまで実施時期を決定していなかった。
その後、食用油の不当表示問題が発覚したことを受けて立法委員などから前倒し実施を求める声が高まり、FDAがこれに応じた。
規定が施行されれば、成分表示を行っていない業者は最高300万台湾元(約1,000万円)の罰金を科されることになる。
このほか葉署長は同日、食用油の検査において今後、神経毒性を持ち、発がん性も疑われる有害物質「ヘキサン」を対象に含めると表明した。禁止された物質を使用したことが分かれば最高で1,500万元の罰金となる。
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