ニュース 電子 作成日:2013年11月19日_記事番号:T00047090
19日付経済日報によると、タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)が、タッチ・オン・レンズ(TOL)方式タッチパネル事業の強化を目的に、韓国の液晶パネル大手、LGディスプレイ(LGD)と戦略提携を結ぶことを計画しているとの観測が出ている。アップル最大のパネルサプライヤーとなっているLGDとの提携が実現すれば、TPKにとってタブレット型パソコン「iPad」向けの受注が拡大する可能性がある。
ただ、TPKの劉詩亮財務長は観測について「聞いたことがない」とコメントしている。
TPKは現在、iPad向けタッチパネルの貼り合わせ業務のみを手掛けているが、LGDとの提携により垂直統合が進み、さらに今後アップルがTOL技術の採用を拡大すれば、TPKの売上高および利益、生産ライン稼働率に大きな恩恵が見込まれると証券会社は指摘している。
なおTPKによると、TOL方式タッチパネルは第4四半期のスマートフォン向け売上高の大部分を占めており、さらにハイエンドスマートフォンの投入に積極的な中国ブランドも採用に強い意欲を示しているという。
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