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13年の4K2Kパネル市場、台湾2強のシェア77%に【表】


ニュース 電子 作成日:2013年11月19日_記事番号:T00047091

13年の4K2Kパネル市場、台湾2強のシェア77%に【表】

 市場調査会社、ディスプレイサーチによると、テレビ用超高解像度4K2K液晶パネルの今年の市場全体の出荷枚数は272万枚で、このうち台湾大手の群創光電(イノラックス)が180万枚(シェア約66%)、友達光電(AUO)が30万枚(同約11%)と、両社合計で世界シェアの77%に達する見通しだ。19日付工商時報が報じた。

 中国テレビ市場に注力するイノラックスは、今年1~9月で100万枚を出荷しており、4K2K分野で圧倒的首位に立つ。来年の春節(旧正月)商戦に向けて、年末にかけて中国メーカーへのさらなる出荷拡大が見込める。一方、AUOはハイエンド市場が主軸で、ソニーや東芝など日本ブランドを主要顧客としている。

 なお、4K2Kパネルは来年、総出荷枚数が2,650万枚と、今年の約10倍に伸びる見通しだ。イノラックスの予想出荷枚数は1,200万枚で、過半は割り込むものの依然独走状態に変わりはない。AUOの予想出荷枚数は500万枚(2位)で、これにサムスン電子の400万枚が続く。