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ハイウィン董事長、「来年は今年より良くなる」


ニュース 機械 作成日:2013年11月20日_記事番号:T00047111

ハイウィン董事長、「来年は今年より良くなる」

 工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の卓永財董事長は19日に開かれた業績説明会で、「例年の需要期に当たる第4四半期は前期より業績が向上し、来年第1四半期はさらに良くなる」との楽観見通しを示した。20日付工商時報が報じた。

 卓董事長は、来年は半導体設備の需要が今年に比べ成長するほか、中国における少子化、環境保護意識の高まり、人件費の上昇などを受けて自動化設備の需要も高まると予測。さらにトヨタ自動車が関連企業にハイウィン製品の使用を通達しているほか、ドイツ自動車産業、中国鉄道産業の需要増など交通関係の需要も旺盛だと指摘した。このほか医療設備や産業用ロボットも来年は成長が期待できるという。

 うち産業用ロボットの出荷台数は、現在の月間5台から来年下半期には同100台以上に増加するとの見通しを示した。

 ハイウィンが同日発表した第3四半期の業績は、連結売上高が前期比20.7%増の33億8,400万台湾元(約115億円)、粗利益率は台湾元高および電力料金の上昇を受けて前期比0.5ポイント低下の37.4%となった。