ニュース 金融 作成日:2013年11月21日_記事番号:T00047132
張盛和財政部長は20日、政府系金融持ち株会社のうち1社に合併再編の検討をしたことを明らかにした上で、「方向性は政府系同士の合併だ」と述べた。21日付工商時報が伝えた。
関係者によると、合併再編の検討指示を受けたのは、兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)を傘下に置く兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)だという。財政部は兆豊金控が彰化銀行または台湾中小企業銀行(台湾企銀)を合併することを視野に入れているもようだ。
張財政部長と関係者の話を総合すると、兆豊金控による検討結果は来月末までに報告書として財政部に提出される予定で、財務構造、業務の属性と規模、人員配置、拠点分布などに関する分析が盛り込まれる見通しだ。
張財政部長は「政府系銀行による民間銀行買収は困難で、政府系同士の合併が最も有望だ」と指摘した。
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