和碩聯合科技（ペガトロン）傘下で工業デザインを手掛ける和碩聯合設計（PEGACASA）と、誠品集団（Eslite）傘下の生活雑貨大手、誠品生活が共同で手掛けるブランド「eslite X PEGACASA」は20日、アルミ合金、フォージドカーボンといった材質を使用したスマートフォン用カバーといったモバイル機器向けなどの2014年新作「MINI MUSEUM」シリーズを発表した。同日より台北市信義計画区の誠品信義書店で展示している。21日付経済日報などが報じた。
iPhone5s用カバーをアピールする童・ペガトロン董事長（20日＝中央社）
誠品生活は「eslite X PEGACASA」ブランドについて「従来型およびハイテク製品の個性化、洗練化を進め、中華圏における21世紀の生活美学をリードしたい」と表明している。
一方、ペガトロンの童子賢董事長はクリエイティブ産業への理解が深いことで知られ、誠品集団の創業者、呉清友氏も創業時代に資金面で支援を受けたことを明らかにしているほか、両グループはこれまでにもたびたび提携を行っている。
なおPEGACASAはこれまで、メルセデス・ベンツやフランスのボン・マルシェ百貨店向けにデザインを手掛けたこともある。
