ニュース 医薬 作成日:2013年11月21日_記事番号:T00047137
新薬開発の台湾浩鼎生技(OBIファーマ)と馬偕紀念医院は20日、がんワクチン「OBI−882」の卵巣がんに対する適応症第2相臨床試験を開始すると発表した。21日付工商時報が伝えた。
発表会で握手をするOBIの張念慈董事長(中)と馬偕紀念医院の黄春生董事長(右)、楊育正院長(左)。OBI−882は他の病院からすい臓がんや肺腺がんでの臨床試験を希望する声が出ている(同院リリースより)
臨床試験は被験者にどの試験治療が割り付けられたかを医師、被験者、スタッフ全員が知っている状態で行う「オープン試験」の形態を取る。被験者は120人を見込む。
臨床試験のデータが良好だった場合、来年にも第3相臨床試験を実施する計画だ。
これまで台湾の新薬臨床試験は、製薬会社主導で、被験者も医師も治験薬の中身を知らない「二重マスク法」により行われてきた。同社によると、台湾で病院主導による臨床試験が行われるのは初めてだという。
OBI−882は乳がんに関しては既に第3相臨床試験に入っている。
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