ニュース 食品 作成日:2013年11月21日_記事番号:T00047138
有力週刊誌「商業周刊」が市販の乳製品9種類を分析したところ、味全食品工業、統一企業(ユニ・プレジデント)、光泉牧場(KCデイリー)が生産した牛乳5種類、パパイヤなどの味が付いた加工乳4種類からいずれも抗生物質の代謝物である「ピリミド(a)アゼピン」と可塑剤が検出されたことが分かった。同誌を基に21日付自由時報が伝えた。
3社はいずれも「生乳が工場に搬入される前と商品に加工後に検査を行っており、検査に合格しなければ出荷していない」と説明している。
最近、台湾メディアでは食品の成分関連の告発報道が相次いでいるが、消費者の不安をあおるトーンの報道が多く、批判を浴びている。
行政院農業委員会(農委会)の王政騰副主任委員は、報道内容について、定量検査(含有量を調べる検査)ではなく、定性検査(含有の有無を調べる検査)を採用している点に加え、代謝物は薬物が動物の体内で代謝される過程で生じるもので残留薬物とは意味が違うとして、「人体への影響は小さく、こういう情報の公表は消費者の不安をあおり、業界の名誉に影響しかねない」と懸念を表明した。
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