ニュース 電子 作成日:2013年11月21日_記事番号:T00047142
大日本印刷(DNP)は20日、半導体フォトマスク製造販売の台湾子会社、台湾大日印光罩科技(DNPフォトマスクテクノロジー台湾、DPTT)を米フォトロニクス台湾子会社、翔準先進光罩(フォトロニクス・セミコンダクター・マスク、PSMC)に吸収合併させると発表した。合併は来年3月31日を予定しており、社名はフォトロニクスDNPマスクに変更、フォトロニクス50.01%、DNP49.99%出資の合弁会社となる。
DNPは、最先端フォトマスクの高度な製造技術を持つDPTTと、台湾や東南アジア市場に幅広い顧客層と製品供給力を持ち、メモリ向けフォトマスク製造技術に強みを持つPSMCの事業統合で、競争力強化を図ることが合併の目的と説明した。
DPTTはDNPの100%出資で、資本金は12年末時点で51億7,000万台湾元(約175億円)。2010年4月に新竹科学工業園区(竹科)で操業を開始し、台湾や東南アジア各国の半導体メーカーに対して主にロジック向け最先端フォトマスクを供給してきた。しかし、世界的な半導体市場の構造変化の中で、経営環境の厳しさが増し、東南アジアを中心とした海外市場で▽幅広い営業体制▽製造環境の整備▽安定的な販売ルートの確立──が求められていた。
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