ニュース 電子 作成日:2013年11月21日_記事番号:T00047144
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)は20日、最新モバイル決済向けプラットフォーム「Hotknot」を発表した。同技術は既に中国の電子商取引サイト最大手の阿里巴巴(アリババ)、および同国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が独自販売するスマートフォンへの搭載を決めており、中国モバイル決済サービス市場で商機獲得を狙う。21日付工商時報などが報じた。
メディアテックの謝清江総経理によると、「Hotknot」はモバイルデバイスを接触させることでデータを伝達する技術で、アリババの「支付宝(アリペイ)」やテンセントが開発したスマートフォン用無料メッセンジャーアプリ「微信(WeChat)」も同技術に対応している。
また、モバイル決済サービス市場で主流となっている近距離無線通信規格「NFC」との違いについては「携帯電話メーカーはいかなるチップやアンテナも付け加える必要がなく、コスト問題を解決できる」と強調した。
なおメディアテックは同技術を最新のオクタコア(8コア)プロセッサーに導入する方針だ。
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