ニュース 食品 作成日:2013年11月22日_記事番号:T00047161
市販されている牛乳・乳飲料9種類から「ピリミド(a)アゼピン」などの抗生物質の代謝物、可塑剤などの薬物が検出されたとの有力週刊誌「商業周刊」の報道を受け、行政院農業委員会(農委会)は21日、7種類に対する検査を実施したところ、全ての製品で有害薬物の残留は認められなかったと発表した。ただ、抗生物質の代謝物については検査を行っておらず、専門家による検査方法の確定を待って実施する。22日付工商時報が報じた。
農委会は、食の安全問題に消費者が過敏になっている中、商業周刊の検査結果はお粗末過ぎると批判した(21日=中央社)
今回、農委会が検査を行ったのは▽光泉牧場(KCデイリー)の全脂鮮乳、麦芽調味乳、乳香世家高品質純鮮乳▽味全食品工業の林鳳営高品質鮮乳▽統一企業(ユニ・プレジデント)のDr.Milker・極鮮乳全脂、瑞穂高優質鮮乳、瑞穂巧克力調味乳(チョコレート牛乳)──。
なお報道にあった味全の「木瓜牛奶(パパイヤミルク)」についてはすでに生産を停止しているほか、台湾比菲多食品の「可可好朋友(ココア牛乳)」はサンプルの採取が遅かったため、現時点で結果が分かっていない。
農委会は今後、その他の市販品、牧場の生乳および台湾優良農産品発展協会(CAS)の認定を受けた乳製品工場13カ所の検査も進める。
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