ニュース 電子 作成日:2013年11月22日_記事番号:T00047166
鴻海精密工業は21日、このほど浮上した観測通り、シャープとの中国市場向けスマートフォンの共同開発を2014年は継続しないことを認めた。22日付中国時報が報じた。
両社の中国スマートフォン事業は、鴻海が設計、製造を手掛けた製品にシャープブランドを冠し、鴻海傘下の康法科技(Commtiva Technology)が昨年から販売している。昨年の製品発表会では、14年には台湾でも販売すると宣言していたが、今年3月、康法科技の人員削減を行ったことで、両社の関係に何らかの変化が生じたとの観測が浮上していた。
鴻海とシャープは昨年、資本提携で合意したものの、出資条件などの見直しで交渉がまとまっていない。鴻海は交渉期限は15年3月と強調しており、「破談」したとは明言していないが、今回の中国向けスマートフォン開発打ち切りのほか、鴻海の中国・成都パネル工場に対するシャープの技術供与の取りやめ観測も浮上しており、両社の距離は徐々に離れていっているようだ。
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