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アジアシリーズに八百長疑惑、豪紙報道


ニュース 社会 作成日:2013年11月25日_記事番号:T00047175

アジアシリーズに八百長疑惑、豪紙報道

 先ごろ台湾で行われたプロ野球アジアシリーズで、オーストラリアから出場したキャンベラキャバルリーの控え選手、マット・ブラジンスキー捕手が17日夜、3万米ドルと引き換えに、18日の準決勝の三星ライオンズ戦に7点差以上で負ける取引を正体不明の2人に持ち掛けられていたことがオーストラリア紙「キャンベラ・タイムズ」の報道で明らかになった。


黄CPBL会長らの対応が遅かったこともあり、八百長を持ち掛けた人物は見つかっていない(中央社)

 報道によると、ブラジンスキー捕手はその場で拒否し、事実関係をチームに報告。チーム側は中華職業棒球聯盟(CPBL)に報告するとともに、警察に告発した。問題の試合は結局、9対5でキャンベラが勝った。

 25日付蘋果日報によると、CPBLと内政部警政署刑事警察局はいずれも通報があったことを認めたが、警察の捜査には進展がなかったという。

 CPBLの黄鎮台会長は18日夜時点で事実関係を知っていたことを認めた上で、事件の究明に努めなかったことについては、「深い過ちだった」と釈明した。