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自由経済モデル区特別条例、租税優遇から自由化重視へ


ニュース その他分野 作成日:2013年11月25日_記事番号:T00047184

自由経済モデル区特別条例、租税優遇から自由化重視へ

 25日付工商時報によると、現在見直しが進められている自由経済モデル区特別条例の草案は、金融業の規制を大幅に緩和する他、弁護士、会計士など専門サービス業の自由化を盛り込む一方、租税優遇策に関しては従来の6項目を3項目に削減する方針とされる。同草案は今後1〜2週間で固まる見通しだ。

 金融業の規制緩和については、金融商品の開発人材育成のため、オフショア銀行部門(OBU)、外国為替取扱指定銀行(DBU)の規制を大幅に緩和し、オフショア証券支店(OSU)などの業務、商品展開を開放する。

 専門サービス業の自由化については、弁護士、会計士のほか、建築士、技師(工事、土木、景観、電機、水利)、獣医などが含まれる見込みだ。

 一方、租税優遇策は、海外に進出する台湾企業によるUターン投資に対する免税、特殊な専門技術を持つ外国人の給与に対する総合所得税(個人所得税)免除などは残されるとみられる。