ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中韓製ステンレス冷延、反ダンピング課税を正式決定【表】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年11月25日_記事番号:T00047190

中韓製ステンレス冷延、反ダンピング課税を正式決定【表】

 財政部関務署は22日、中韓製ステンレス冷延製品のダンピング(不当廉売)を認定し、反ダンピング関税20.18~38.11%の適用を決定、即日実施した。台湾が中韓鉄鋼製品に対し反ダンピング課税を行ったのは初めて。23日付工商時報が報じた。

 中国メーカーの税率は、▽山西太鋼不銹鋼▽天津太鋼天管不銹鋼▽太鋼不銹香港▽太鋼進出口(香港)──が20.18%、その他は38.11%。韓国メーカーは、ポスコなど8社が26.53%で、その他は37.65%。適用期間は最長5年。

 財政部は、燁聯鋼鉄(YUSCO)と唐栄鉄工廠の請求を受け調査した結果、8月15日から暫定的に20.52~46.02%を課税していた。

 経済部は、台湾の産業界の損害状況を調査中で、40日以内に財政部に結果を通知した後に公表する予定だ。