ニュース 電子 作成日:2013年11月25日_記事番号:T00047193
フルハイビジョン(フルHD)の4倍を超える画素数を持つ「4Kテレビ」用液晶パネルは台湾メーカーが韓国メーカーをリードする期待分野だが、工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)の劉美君産業アナリストは、台湾メーカーの中国市場依存に警鐘を鳴らした。25日付自由時報が伝えた。
劉アナリストは「台湾メーカーは中国市場に過度に依存している上、値下げペースが速い。優位と思われた市場が予想よりも早くレッドオーシャン(激しい競争を伴う市場)に転落する可能性がある」と指摘した。
市場調査会社ディスプレイサーチによると、中国の50インチ4Kテレビの販売価格は1,200~1,300米ドルで、フルHDテレビの1.5倍まで価格差が縮小。中には1.2倍の価格差しかない商品もあるという。このため、台湾メーカーが中国市場に依存する限り、利益率の低下が懸念される状況が続きそうだ。
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