ニュース 電子 作成日:2013年11月25日_記事番号:T00047194
産業用コンピューター最大手、研華科技(アドバンテック)は22日、中国科学院計算技術研究所が中国で初めて独自開発に成功した中央演算装置(CPU)「龍芯」の設計、生産、販売を手掛ける同国の龍芯中科技術(Loongson)と提携を結ぶと表明した。ネットワーク・セキュリティ、鉄道・交通、産業用制御システムなどの分野で商機獲得を目指す。また来年1月には両社提携による新製品を発売する予定だ。23日付経済日報が報じた。
アドバンテックの何春盛総経理(左)。同社は先日、インテルと「モノのインターネット」のモデル開発で提携覚書(MOU)を交わしたばかりだ(22日=中央社)
龍芯中科技術は中国科学院計算技術研究所による強いバックアップを受けており、その製品は現在、中国の公共工事、軍、ネットワーク・セキュリティ、銀行などの業界で採用されている。
なお、中国産業用制御システム市場でシェア1位の地位にあるアドバンテックは今年、同国事業の売上高が15億人民元(約250億円)に達し、売上高構成比が20%を超える見通しとなっている。また医療のスマート化や組み込み型製品の需要増に伴い来年も成長が見込まれる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722