ニュース 電子 作成日:2013年11月25日_記事番号:T00047196
鴻海精密工業は22日、米ペンシルベニア州における、生産ラインのロボットによるオートメーション技術の研究開発(R&D)および生産能力拡充に4,000万米ドルを投じると発表した。このうち3,000米ドルを州都ハリスバーグの企業「富士康美東」に投じ、2年以内に同地で生産チェーンを構築する計画だ。23日付工商時報などが報じた。
郭董事長(右)はアラン・ウォーカーペンシルバニア州経済発展部長(左)と固い握手を交わした(22日=中央社)
またオートメーション技術の開発について鴻海は、ロボット工学で世界的に名を知られるカーネギーメロン大学と共同で研究を進める。
今回の米国投資について鴻海の郭台銘董事長は、「オバマ大統領のAMI(米国内での先進製造技術の育成)構想に呼応したもの」と説明。「米国におけるハイエンド先進製造投資の第一歩だ」と語った。
なお業界では、鴻海が米国に製造拠点を設ける主な目的として、主要顧客のアップルがスマートフォン「iPhone」の米国内生産を進めることに応じるものとみられているが、郭董事長は「特定ブランドのための投資ではない」と否定した。
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