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ウィンテックのタッチパネル、メタルメッシュ来年上半期量産へ【表】


ニュース 電子 作成日:2013年11月25日_記事番号:T00047198

ウィンテックのタッチパネル、メタルメッシュ来年上半期量産へ【表】

 タッチパネル大手、勝華科技(ウィンテック)がメタルメッシュフィルムを採用したOGS(カバーガラス一体型)タッチパネルを発売した。携帯電話大手やノートパソコンメーカーにサンプル出荷を行っており、来年上半期にも量産に入る見通しだ。25日付工商時報などが報じた。

 ウィンテックは、TFT(薄膜トランジスタ)パネルのフォトリソグラフィ技術を利用し、OGSタッチパネルにメタルメッシュを施すことに成功した。従来のITO(酸化インジウムスズ)タッチパネルは大型になると感度が低下するが、メタルメッシュ技術で感度向上が図れる他、電気抵抗の低下、ホバリング機能などの効果が見込める。コスト競争力も高まる。

 メタルメッシュはタッチパネル各社が相次いで参入している。中国の深圳欧菲光科技(O-film)は先月、中国のノートPCメーカー向け量産を宣言した。台湾の介面光電(Jタッチ)も今月初旬、製品発表会を行った。5~7インチを中心に10社以上と提携しており、早ければ12月にも量産する。月産能力は5万平方メートルと、10インチ換算で50万枚足らずだが、来年第2四半期にはフル稼働が見込まれ、来年下半期に25万平方メートル、2015年に同50万平方メートルまで拡大する計画だ。