ニュース 社会 作成日:2013年11月26日_記事番号:T00047201
台湾プロ野球で2008年に起きた八百長事件に関連し、中華職業棒球聯盟(CPBL)が商業上の名誉を傷付けられたとして、兄弟エレファンツ前監督の中込伸氏(43歳・元阪神投手)を相手取り、2億1,000万台湾元(約7億2,000万円)の損害賠償を求めた裁判で、最高法院は25日までに、八百長試合に金銭を賭けた人が被害者であって、CPBLには賠償請求資格がないとの判断を下し、原告敗訴が確定した。26日付自由時報が伝えた。
CPBLは事件後に観客数や広告収入が減少したなどと主張していた。最高法院はまた、被害者が賭けの参加者だとしても、野球賭博そのものが公序良俗に反するため、損害賠償の対象にはならないとの認識も示した。
中込氏は08年に暴力団組織から受け取った協力選手リストを基に、特定の投手を登板させるなどして、5試合で八百長行為に及び、実際に3試合で八百長を成功させたとして詐欺罪と賭博罪に問われ、控訴審で懲役1年8月、執行猶予4年の有罪判決が確定。その後、日本に帰国している。
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