ニュース 社会 作成日:2013年11月26日_記事番号:T00047202
2013年もあと1カ月余りとなる中、台北101ビル周辺のホテルでは、毎年大みそかの恒例行事となっている同ビルのカウントダウン花火ショーを見ようと既に当日の宿泊の6割が予約で埋まっている状況だ。また今年は同ビル完成後10周年に当たり、花火の打ち上げ時間が例年に比べ長くなることもあって各ホテルは宿泊料を約10%引き上げている。
台北101によると、今年のカウントダウン花火ショーは「10」をテーマとし、打ち上げ時間も例年の188秒から218秒に延長する計画だ。さらにこのほど台北都市交通システム(MRT)信義線が開通し、同ビルの目の前に台北101/世貿駅が設置されたことから、今年は昨年の延べ80万人以上の人出が予想されるという。
こうした中、同ビルに近い高級ホテル、Wホテル台北では大みそかの宿泊を2泊必須とした上で、宿泊料金を3万6,100台湾元からと、前年比で約2,000元引き上げた。なお台北101の花火が見える部屋は8万5,605元からとなっているが、既に95%が予約済みだという。
また台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北)は全160室のうち半数から台北101の花火を観賞することができるため、大みそかの予約率は既に80%に達している。宿泊料は前年比3.2%上昇の1泊3万1,000元から。
また高雄市では今年、大型複合商業施設、統一夢時代購物中心(ドリームモール)、および義大世界(E-DAワールド)でカウントダウン花火イベントが計画されているが、義大世界内の義大皇冠假日飯店(クラウン・プラザ・カオシュン・E-DAワールド)の当日の予約率は92%となっている。
このほか雲林県の遊園地「剣湖山世界」が計画するカウントダウン花火の打ち上げ時間は、今年台湾全土で最長となる600秒を計画しており、園内にある剣湖山王子大飯店(剣湖プリンスホテル台湾)の当日宿泊は既に予約で満杯だ。
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