ニュース その他製造 作成日:2013年11月26日_記事番号:T00047205
経済部統計処が25日に発表した10月の工業生産指数は103.25ポイントで、前年同月比で0.78%の伸びにとどまった。工業生産指数の9割以上を占める製造業生産指数は101.85ポイントで同0.49%の上昇。液晶パネルやプリント基板の大幅な生産減少により成長率が抑えられた。26日付工商時報が報じた。
製造業生産指数のうち、電子部品業は112.21ポイントで前年同月比0.67%の小幅上昇。川下メーカーからの受注落ち込みを受けて液晶パネルが同21.76%減、プリント基板は同15.16%減とそれぞれ製品生産量が大幅に減少した。一方、モバイル機器、サーバー、ゲーム機などの新製品発売により、ICパッケージング(封止)が同16.99%と2桁成長した他、ファウンドリーも同6.23%伸びてプラス成長の維持に貢献した。
一方、パソコン・電子製品・光学製品業は85.36ポイントで、製造業各分野で最高の前年同月比2.34%の成長率となり、8カ月連続のマイナス成長からプラスに転じた。ハイエンド3C(コンピュータ、通信、家電)製品市場の需要拡大により、光学部品の生産量が増加したことが大きい。
経済部の楊貴顕副統計長は11月の見通しについて、スマートフォンやタブレット機器の新機種発売によって半導体や光学部品の伸びが期待でき、さらに従来型産業の石油化学や鉄鋼業界でも年次保守終了後の需要が見込めるため、11月の工業生産指数もプラス成長を維持する可能性が高いと語った。
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