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水道漏水率19.5%、10年後に水不足の懸念【図】


ニュース 公益 作成日:2013年11月26日_記事番号:T00047206

水道漏水率19.5%、10年後に水不足の懸念【図】

 昨年の台北を除く台湾全土の水道の漏水率は19.55%で世界平均の18%より高く、漏水量は年間6億トンと石門ダム(桃園県)3個分に相当する。経済部水利署の試算によると、年間用水量は190億トンに上り、節水や漏水率低減を進めなければ10年後に水不足に陥る恐れがある。26日付中国時報が報じた。

 丁守中立法委員(国民党)は立法院の質疑応答で、台湾の漏水率は東京3.1%、ソウル7%、北京12.5%より高く、04年の23.78%から12年までに4.23ポイントしか下がっていないと指摘した。

 水道事業者の台湾自来水(台水)は、今後10年で795億台湾元(約2,700億円)を投じて漏水率を15%以下に引き下げると強調した。また、04~12年の予算は346億元にすぎず、日本が50年で投じた6,700億元と比較にならないと弁明した。