ニュース 社会 作成日:2013年11月27日_記事番号:T00047233
先月身売りを表明したプロ野球球団「兄弟エレファンツ」の洪瑞河董事長は26日、すでに4億台湾元(約13億7,000万円)での売却が確定したことを明らかにした。契約の秘密保持条項により身売り先は明らかにしなかったが、27日付蘋果日報は、かつて「中信ホエールズ」(2008年に解散)を保有していた中国信託金融控股(中信金)とみられると伝えている。
中信金が兄弟エレファンツを買収し、再度球団経営に乗り出すとみられる背景には、同社の大株主で熱烈な野球ファンの辜仲諒・中国信託慈善基金会董事長の意向が働いているようだ。
辜董事長の知人によると、辜董事長は3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日台戦をテレビで観戦した際、「ずっと野球に関わりたいと願ってチャンスを待っている」と話していたという。
また、辜董事長は「兄弟エレファンツ」というチーム名を台湾プロ野球界の重要な資産だと考えており、買収後も「中信兄弟エレファンツ」としてその名を残す意向とされる。
なお売却決定は来週明けにも発表される見通しだ。
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