ニュース 社会 作成日:2013年11月27日_記事番号:T00047235
澎湖県で10月末、羽に日本語のマーキングが付けられた1匹のチョウ「アサギマダラ」が写真に撮られた後、同様の個体が相次いで6匹発見された。これらの個体は長崎県や山口県、遠くは長野県でマーキングされたことが判明しており、最も遠い長野からは約2,300キロメートルの距離を57日間をかけて飛んで来たとみられる。これまで日本から台湾本島への飛来は確認されているが、澎湖で発見されたのは初めて。27日付聯合報が報じた。
鮮やかな水色の羽を持つアサギマダラは成虫の体長が5〜6センチメートルで、季節に応じて北海道から台湾までの間を長距離移動することが分かっている。
なお今回発見された6匹のうち2匹は、山口県在住の研究者、福村拓己さんがマーキングを施した個体であることが判明している。台北市立大学地球環境・生物資源学系の陳建志主任によると、マーキングされたアサギマダラが台湾で発見されたケースはこれまで、北部の陽明山や南部の恒春半島、台東沖の離島・蘭嶼がほとんどで、11月だけで澎湖で7匹も見つかるのは非常に珍しいという。
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