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3G基地局、深刻な不足


ニュース 電子 作成日:2008年1月2日_記事番号:T00004724

3G基地局、深刻な不足

 
 台湾電信産業発展協会は12月28日、2007年に新設された携帯電話の第3世代(3G)向け基地局の数が、主要5社合計で例年の4,000~5,000基を大幅に下回る900基だったことを明らかにした。12月29日付工商時報が伝えた。

 07年の制度改正によって、新設基地局は1基ごとに検査を受けることが定められ、08年も各社1,000局の新設を目標としながら、実際は昨年並にとどまる見通しだ。3G基地局は各社1万局が必要とされているが、最近5年間での新設数は、中華電信が4,600局、台湾大哥大(タイワン・モバイル)と遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)が4,000局、威宝電信(ビボテレコム)が5,000局にとどまっている。

 また、次世代高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)の基地局は08年に各社1,000~2,000基の新設を目標としているが、2Gや3Gの基地局と敷地やアンテナを共有できず、認可取得までに6カ月かかることなどから、達成は困難とみられる。