ニュース 電子 作成日:2013年11月27日_記事番号:T00047252
通信キャリア最大手、中華電信は26日、無料通話・メールのスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」を展開するLINE社と戦略提携を結んだと発表した。中華電信の携帯電話用インターネット接続サービス「mPro」ユーザーは、LINEを通じて無料でテキスト、画像、動画、音声情報の送受信が可能となり、現在「使い放題プラン」に加入していない約100万人が恩恵を受けることになる。27日付工商時報が報じた。
中華電信行動通信の林総経理(左)と韓国NHNのLINEグローバル事業を率いるカン・ヒョンビン氏(右)(同社リリースより)
LINEユーザーは既に世界で3億人を突破しており、そのうち台湾におけるユーザー数は1,700万人と日本、タイに次いで世界3位となっている。
なお無料で通話やメールの送受信を可能にするLINEはこれまで、通信キャリアの収益を脅かす競争相手と見られてきたが、中華電信行動通信分公司の林国豊総経理は、「モバイル通信アプリはすでに不可欠なものとなっており、今回の提携で競合関係から協力関係への転換が見込める」と語った。同社はLINEユーザーを取り込むことでモバイルネットユーザーの拡大を期待しており、ユーザー数で現在の370万件から来年は500万件突破を目指す。
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