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起亜自の台湾組み立て、SYMが受注か【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2013年11月27日_記事番号:T00047254

起亜自の台湾組み立て、SYMが受注か【図】

 韓国・起亜自動車が来年にも台湾市場再進出を果たす見通しを受け、台湾での組み立て受注獲得に各社が名乗りを上げる中、三陽工業(SYM)に決定したとの観測が浮上している。27日付工商時報が報じた。

 起亜自は現代自動車グループに属し、台湾では1999年に太古汽車集団が販売代理権を取得していたが、08年に提携を解消し同社は台湾市場から撤退した。今回の再進出では、マレーシアの複合企業、サイム・ダービーに販売代理権を付与。サイム・ダービーは台湾法人「台湾森那美」を設立した。

 起亜自は、来年第3四半期に小型車の「ピカント(以前の台湾名・ユーロスター)」とミニバン「カレンス」を台湾市場に導入する予定だ。しかし、サイム・ダービーは自動車製造の経験がなく、発売に間に合わせるためには半年以内に全ての工程を準備する必要があり時間的に厳しいことから、12年以上にわたり現代自動車と提携しているSYMに白羽の矢が立ったようだ。