ニュース 電子 作成日:2013年11月27日_記事番号:T00047255
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、液晶パネルメーカーで最近、緊急受注が相次いでおり、12月まで続く見通しだ。中国以外からの受注が大部分で、顧客層が幅広い友達光電(AUO)やLGディスプレイ(LGD)は恩恵が比較的大きい。27日付自由時報が報じた。
劉陳宏ウィッツビュー研究部協理は、緊急受注の背景に、日本で来年4月の消費税引き上げ前に液晶テレビの駆け込み購入が見込まれることがあると指摘した。この他、中国の春節(旧正月)シーズン、来年の新製品発売、FIFAワールドカップ開催などを挙げた。ただ、在庫や供給過剰問題は依然存在するため、緊急受注がいつまで続くかは様子見だ。
また、液晶パネル出荷はオープンセル(半製品)が増えており、調達時期が早まる傾向がある。もしパネルメーカーが緊急受注を受け、生産ラインの年次保守や減産計画を取り消せば、中国の春節明けに需給が悪化する可能性があると指摘した。
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