ニュース 政治 作成日:2013年11月28日_記事番号:T00047260
台湾空軍幹部は、中国が東シナ海に設定した防空識別圏(ADIZ)について、台湾北方に台湾空軍が設定している「R8訓練区」の大半が含まれていることに懸念を示した。28日付自由時報が伝えた。
同幹部は「R8訓練区には頻繁に台湾軍の戦闘機が訓練のために進入しているが、現時点で訓練計画に影響はない。ただ、日米と中国の間で対立が高まれば、任務遂行の困難が増すことになる」と指摘した。
このほか、同幹部は現在、民間機はR8訓練区をう回して飛行しているが、防空識別圏設定を受け、今後は中国の民間機がR8訓練区を縦断するコースで飛行する可能性もあるとした。
これに関連し、馬英九総統は26日、「防空識別圏は領空問題には触れず、主権問題とも無関係だ。中国が発表した防空識別圏が台湾側と重なる範囲は小さく、国軍(台湾軍)の演習にも影響しない」と述べていた。
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