ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

世貿二館跡地開発、「南山広場」計画が着工


ニュース 建設 作成日:2013年11月28日_記事番号:T00047277

世貿二館跡地開発、「南山広場」計画が着工

 南山人寿保険が地上権を落札した台北101ビルに近い旧台北世界貿易センター展示場2館(台北世貿二館)跡地(5,357坪)に計画されている「南山広場」開発案が27日、着工を迎えた。高層商業・オフィスビル、複合商業施設などを建設する計画で、総投資額は450億台湾元(約1,550億円)、完工は2017年を予定している。28日付経済日報が報じた。


郝台北市長(右3)。オフィスビルは東南アジア最高級をうたい、世界的企業の本部の誘致を目指す(27日=中央社)

 同開発計画は大きく分けて3つの部分からなり、1つは松仁路に面する3階建てのエントランス用建造物で、内部にイベント用オープンスペースを設ける。2つ目は高さ272メートル、45階建ての商業・オフィスビルで両手を合掌したようなデザインを予定している。3つ目は7階建ての複合商業施設。

 なお完成後は台北101と共同で大みそかにカウントダウン花火イベントを開催する計画だ。

 着工式典に出席した郝龍斌台北市長は「同計画は台北新10大建設の1つであり、9,200件の就業機会創出および周辺商圏の活性化が期待できる」と語った。