ニュース 食品 作成日:2013年11月28日_記事番号:T00047279
有力週刊誌『商業周刊』が最近、市販されている牛乳・乳飲料から抗生物質の代謝物、可塑剤などの薬物が検出されたと報じた問題で、同誌は27日、検査機関に関する資料などを衛生福利部に提出し、社会に混乱を与えたことを謝罪した。28日付蘋果日報が伝えた。
酪農協会、乳業協会、乳品工業同業公会は26日の記者会見で、台湾産の牛乳を飲み干して、商業周刊の報道に抗議していた(中央社)
同誌が問題視した牛乳・乳飲料をめぐっては、衛生福利部食品薬物管理署(FDA)が実施した調査で全て「シロ」判定が示され、同誌の検査方法や報道姿勢に問題を指摘する声が上がっていた。
これに関連し、台湾師範大学化学系の呉家誠教授は「商業周刊の関係者と会った際、検査方法の誤りを発見したが、翌日同誌から外部には都合の良い部分だけ話をするように要求があった」と証言した。呉教授は同誌の対応から検査そのものがでっち上げだったとの疑いを強めたという。
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