ニュース 電子 作成日:2013年11月28日_記事番号:T00047280
宏達国際電子(HTC)は27日、スマートフォン「Desire(デザイア)」シリーズの新製品4機種を台湾で一挙発売した。本体価格は7,900〜1万3,900台湾元(約2万7,000〜4万8,000円)で、中華電信など3大通信キャリアと提携販売する。董俊良HTC中国区総裁は「今年はHTC One、バタフライ、バタフライSの台湾販売台数が100万台を突破しており、今回のDesire新機種でミドルエンド市場でのさらなるシェア拡大を目指す」と語った。28日付蘋果日報が報じた。
左からデザイア700は大画面、601はステレオスピーカーを前面に搭載したブームサウンド、501は800万画素カメラ、300はニュースなどの最新情報をホーム画面に表示する「ブリンクフィード」を搭載しており、従来ハイエンドにしかなかった機能を受け継いでいる(同社リリースより)
HTCが今回発売したのは▽Desire 700 dual sim、本体価格1万3,900元▽Desire 601 dual sim、同1万900元▽Desire 501、同9,900元▽Desire 300、同7,900元──の4機種。
なお今回の新製品に搭載されるプロセッサーは、クアルコム製だけでなく、中国・展訊通信(スプレッドトラム)や米ブロードコム、STマイクロエレクトロニクス製が採用され、チップの多元化を図る姿勢が示された。ただ産業アナリストは「新機種に搭載されたプロセッサーは主流製品ではなく、本体価格も十分競争力が高いとは言えず、消費者の購買意欲を得られるかは観察が必要」と指摘した。
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