ニュース 電子 作成日:2013年11月28日_記事番号:T00047283
発光ダイオード(LED)大手の日亜化学工業はこのほど、台湾大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)と同社の米国子会社、エバーライト・アメリカを相手取り9月に米テキサス州東部地区連邦地方裁判所に提起した特許権侵害訴訟で、特許侵害請求3件を追加すると共に、米国子会社、ゼナロ・ライティングと同社製品を米国で販売するZitroz LLCを被告に追加する修正訴状を提出した。
28日付経済日報によると、エバーライトは27日、日亜化学の修正訴状には何の意味もなく、訴訟手続が始まっているのでコメントできないと表明した。同社は、両社間で2006年から特許権侵害訴訟が繰り広げられているが、11年に台湾の民事訴訟、行政訴訟で日亜化学の敗訴が確定したと指摘。エバーライトは米国、ドイツ、日本、中国でも日亜化学を提訴していると説明した。
日亜化学は28日、ワイズニュースの取材に対し「ドイツでは日亜化学が提起した訴訟において(デュッセルドルフ地方裁判所で)日亜化学が既に勝訴しており、また、中国ではエバーライトが控訴した訴訟において(北京市第一中級人民法院で)日亜化学が既に勝訴している」と答えた。
日亜化学は9月からエバーライトに対し、態度を強めている。業界関係者は、日亜化学のエバーライトに対する徹底姿勢は、LED照明市場でエバーライトが脅威となりつつある現れだと指摘した。米国は世界3位の照明市場だ。
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