ニュース 金融 作成日:2013年11月29日_記事番号:T00047298
金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は28日、金管会銀行局に対し、銀行の休眠口座規定を廃止する方向で検討を指示したことを明らかにした。来週にも政策方向が固まる見通しだ。29日付工商時報が伝えた。
台湾では現在、一定期間取引がないか、残高が一定金額以下の銀行口座が休眠口座扱いとなり、利払いが停止されている。休眠口座規定が廃止されれば、利息の計算も再開されることになる。現在休眠口座の数は6,000万口、残高は500億台湾元(約1,700億円)を超える。
これに先立ち、金管会は銀行が口座を休眠扱いにする場合、預金者への通知を義務付けた。その結果、銀行側は通知にコストがかかり過ぎることを懸念。これまでに中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)、国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)、台新銀行など10行が休眠口座を廃止した。
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