ニュース 食品 作成日:2013年11月29日_記事番号:T00047303
食用油大手の大統長基食品廠が、商品表示で「純度100%」などとうたいながら、安価な綿実油や着色剤の銅クロロフィルを混入させていた事件の最終弁論が28日、彰化地方法院で開かれ、詐欺罪などで起訴された同社董事長の高振利被告は、起訴事実を一部否認した。29日付自由時報が報じた。
出廷時に報道陣に取り囲まれた高被告(28日=中央社)
高被告は銅クロロフィル添加と不当表示については認めたものの、「原材料の高騰や競争激化で銅クロロフィルを添加したり、安価な油を混入させたりしたが、販売価格は市場価格を下回っていた」などとして、詐欺の意図はなかったと主張。法廷で体調不良を訴え、心臓病の薬の服用を求める場面もあった。
検察側は「私欲のために、オリーブが含まれていないオリーブ油を販売し、消費者から暴利を貪った」と批判し、高被告に懲役20年を求刑した。判決公判は12月16日に予定されている。
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