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SPILとASE、低コスト基板に注力


ニュース 電子 作成日:2013年11月29日_記事番号:T00047308

SPILとASE、低コスト基板に注力

 携帯電話用チップのコスト削減に向け、IC設計大手、聯発科技(メディアテック)がコアレス基板の採用を進める中、矽品精密工業(SPIL)、日月光半導体(ASE)といったパッケージング・テスティング(封止・検査)業者もこれに応じたフリップチップ技術を開発し、メディアテックからの受注獲得に動いている。29日付電子時報が報じた。

 同紙によると、コアレス基板は従来の4層、8層基板を2層に縮小でき、大幅なコスト削減を実現するという。

 観測によると、メディアテックと長期にわたり協力関係を築いているSPILは今年第2四半期、業界で初めて低コスト・フリップチップ基板を量産、携帯電話およびタブレット型パソコン向けに出荷を開始。メディアテックに優先的に振り向けているという。

 一方、ASEも積極的に技術開発を進め、第3四半期に同様のフリップチップ基板の出荷を開始しており、メディアテックからの受注を目指しているとされる。