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元スケート代表選手、雪山トンネルを滑走し検挙


ニュース 社会 作成日:2013年12月2日_記事番号:T00047314

元スケート代表選手、雪山トンネルを滑走し検挙

 30日午後9時ごろ、台北と宜蘭を結ぶ北宜高速公路(国道5号)の雪山トンネル(全長12.9キロメートル)内に設置された監視カメラに、車道脇の通路を疾走するローラースケートを履いた男性の姿が映し出された。高速公路警察がただちに出動して身柄を確保したところ、この男性はかつてフィギュアスケートの台湾代表として活躍し、現在はコーチを務める楊嘉祥容疑者(44歳)だと判明した。

 警察の調べに対し楊容疑者は、同日、宜蘭で開かれたパーティーに家族で出席した後、妻の運転する車で台北市に戻る途中、雪山トンネル手前の料金所で妻がETCゲートではなく、現金払い用ゲートに入ったことに腹を立て口論となった。

 パーティーで酒を飲んでいたこともあり、楊容疑者は衝動的にローラースケートを履いて車外に飛び出し、そのままトンネル内を滑走し始めた。しかし、滑走する彼の姿を目撃したドライバーが相次いで警察に通報したことから13分で1.7キロメートルほど進んだところで止められ、「完走」はならなかった。ちなみに同トンネルをローラースケートで滑走したのは楊容疑者が初めてだ。

 1日午後、メディアに向かって神妙に頭を下げ、「間違ったことをした。指導する選手に合わせる顔がない」と語り、コーチを辞任すると表明。飲酒もしないと話し、深く反省しているようすがうかがえた。

 ただ、一夜明けて留置所を出た後もローラースケートを履いたまま滑走して去っていったところを見ると、その反省が本物かどうかは定かではない。