ニュース 社会 作成日:2013年12月2日_記事番号:T00047315
新北市衛生局が29日に発表した最新のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染統計によると、今年10月時点で20歳以下の感染者数が昨年同期の12人から21人にほぼ倍増していることが分かった。これら感染者のうち90%が、いわゆる「出会い系」サイトやアプリを通じて知り合った相手との性交渉で感染していた。なお20歳以下の感染者の95%が男性で、62%が学生だった。30日付蘋果日報が報じた。
同統計によると、新北市全体の感染者数は5,792人で、うち15〜24歳の感染者数は10年前の55人から170人と約3倍に増えており、感染の若年化傾向がうかがえる。台湾全土では2万6,148人だった。
亜東医院・感染科の楊家瑞医師によると、HIVの感染経路は性行為、輸血、注射針の共有などが考えられるが、そのうち避妊具を使用しない性行為が最も危険と指摘。その上で出会い系サイトなどを通じて知り合った相手と避妊具なしの性行為を行った場合は、全土40カ所の医療機関で可能な匿名での検査を受けるよう呼びかけている。早期に発見し、治療を受ければ体内のウイルスを抑制でき、感染拡大の危険性を大幅に低減できるという。
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