ニュース 金融 作成日:2013年12月2日_記事番号:T00047324
銀行によるキャッシュカードおよびクレジットカードのリボルビング払いの金利が高過ぎると指摘されている問題を受けて、金融監督管理委員会(金管会)はこのほど、両カードの発行規模やリボルビング払い残高の多い銀行に対し、全面的な金融調査を実施すると表明した。2日付工商時報が報じた。
李桐豪立法委員(親民党)は先ごろ、「自分には債務がないにもかかわらずリボルビング払いの金利が高止まりして下がらず、銀行はリスクの低い顧客に対しても一律に18〜20%の高利率を課している」と批判した。
これを受けて金管会は銀行に対し金融調査を実施するとともに、高過ぎる利率を設定していると判断された銀行には利用者に対し何らかのフィードバックを求める考えを示した。調査の結果は年内に発表される予定だ。
なお今回の調査で対象となる銀行は▽中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)▽シティバンク(花旗銀行)▽国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)▽台新銀行──など。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722