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台湾金控、2日に上場


ニュース 金融 作成日:2008年1月3日_記事番号:T00004733

台湾金控、2日に上場


 台湾銀行、台湾土地銀行、中国輸出入銀行の3行が合併して発足した政府系金融持ち株会社、「台湾金融控股」は2日、台湾証券交易所(証券取引所)に上場を果たした。3日付中国時報が報じた。

 台銀は2日夜、保有している華南金融控股株29.36%、台湾人寿株28%のうち、金融持ち株法に従い25%を越える部分を同日設立された台銀人寿保険に譲り渡すと発表した。財政部の高官は、将来的には華南金控株すべてを手放すことになると指摘した。

 台湾金控の蔡哲雄董事長は2日行われた記念式典で、改めて海外銀行との提携について言及した。

 蔡董事長によると、昨年の台銀、土地銀の保険料収入は202億元だったが、台銀人寿保険は今年、500億元を目指す。また、昨年の台銀の税引前利益の1割は海外市場で上げたもので、現在支店のあるニューヨーク、東京など以外に、マカオ、ベトナム・ハノイにも支店設立を申請中だ。このほか、資産管理市場の発展にも全力を尽くすと語った。