ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年12月2日_記事番号:T00047334
中国鋼鉄(CSC)は29日、来年1~2月の台湾域内向けオファー価格を、鋼板と電磁鋼板を除く主要5製品で1トン当たり平均156台湾元(約540円)、同0.75%引き下げた。CSCは、世界経済の情勢が依然不確定で市場の雰囲気が慎重な中、川下メーカーの域内受注が伸び悩んでおり、それら企業の競争力向上のため引き下げを決定したと説明した。30日付工商時報が報じた。
引き下げ幅は、▽棒線、1トン当たり169元▽熱延、同111元▽冷延、273元▽電気亜鉛めっきコイル、同500元▽溶融亜鉛めっきコイル、同133元──。鋼板および電磁鋼板は据え置いた。
CSCは12月にさかのぼってオファー価格の引き下げを実施するとしており、川下の燁輝企業(YP)や美亜鋼管廠(メイヤー・スチール・パイプ)など既に受注が満杯のメーカーはコスト削減が期待できる。
一方ねじメーカーは、棒線価格の引き下げ幅が予想より小さく、来年第1四半期の輸出受注に不利になると懸念を示した。
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