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パナソニックの回路基板生産縮小、ユニテック・ユニマイクロンに恩恵


ニュース 電子 作成日:2013年12月2日_記事番号:T00047335

パナソニックの回路基板生産縮小、ユニテック・ユニマイクロンに恩恵

 パナソニックがこのほど発表した回路基板事業縮小で、2015年第1四半期に月産能力が9割に当たる1,000万台(スマートフォン台数換算)以上減ると予想され、プリント基板(PCB)大手、燿華電子(ユニテック・プリンテッド・サーキット・ボード)、欣興電子(ユニマイクロン)が恩恵を受ける見通しだ。2日付経済日報が報じた。

 パナソニックは主に自社開発したスマートフォン向け「ALIVH(アリブ)」基板などで、日本2拠点、台湾、ベトナムの生産を2015年3月までに順次終了する。

 パナソニック台湾は、新北市中和工場のALIVH基板月産能力は300万台、桃園県大園工場も300万台で、合計600万台と説明した。大園工場は宏達国際電子(HTC)からの受注に応じるため、昨年3月に稼働したばかりとされる。HTCに主に供給するユニテック、一部供給するユニマイクロンは、ハイエンドPCB市場の競争が緩和するとのみコメントした。