ニュース 金融 作成日:2013年12月3日_記事番号:T00047344
金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は2日、損害保険業界で最近、特に大手企業向け火災保険における価格競争が激化し、一部保険会社は契約獲得のため赤字覚悟で保険料を引き下げ、小口顧客の保険料にコストが転嫁されているとの通報を受けており、今後監視を強化すると表明した。3日付工商時報が報じた。
曽主任委員は「通報については再度調査が必要だが、一部で同様の事実が存在することは明らかで、既に業界団体の中華民国産物保険産業同業公会(産険公会)に対し注意を呼び掛けている」と説明。さらに今後、保険会社に報告を求めた後、面談および実地調査を進めたいとの考えを示した。
このほか、リスクベース自己資本比率(RBC)の低い生命保険会社に提出を求めている経営改善計画についても、計画の合理性、実現性について検査を行い、必要に応じた措置を取ると語った。
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