ニュース 金融 作成日:2013年12月3日_記事番号:T00047347
金融監督管理委員会(金管会)が保険会社の財務能力低下につながりかねない投資型保険商品の販売を事実上規制する政策を打ち出したことで、これまで人気を集めていた投資型の保険商品が次々と姿を消しつつある。3日付工商時報が伝えた。
対象となっている保険は、▽配当自由引き出し型▽連動債投資型▽変動金利型年金──など。
生保業者は「金管会は定期預金に似た保険商品や銀行と利率を競うような商品の販売を望んでおらず、新たな政策や管理方向が次々に発表されている」と指摘した。
一連の引き締めを受け、今年1~10月の新規保険料収入は前年同期比13%減の8,873億台湾元(約3兆1,000億円)にとどまった。業界関係者は「来年には保険料一括払いの商品が姿を消し、新規保険料収入は大幅に減少するのではないか」と話した。
政策にはまだ不確定要素が残されており、保険会社は年末が迫る中、来年の販売商品について、保険代理店との調整ができずにいる状況だ。
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